rayonはフランス語で光るものを意味し

このものが光沢のあることから名づけられた。

世界初の人絹は、1884年にフランスのシャルドンネが硝酸セルロースから製造し、これは89年のパリ万国博覧会に「シャルドンネの絹」として出品された。

ビスコースレーヨンはイギリスのクロスがベバンとともに発明し特許を得た。

日本では1915年に久村清太と秦逸三が山形県米沢市に工場を建設したのがビスコースレーヨン製造の始まりである。

日本の生産量は38年に世界第一位の生産量を誇り、多くのレーヨン会社がその品質を競った。

日本での合成繊維工業はデュポン社による

ナイロンの発表により、それまで世界1位の生産を誇っていたレーヨンやスフの後退を予想して大きな衝撃を受けた。

ナイロンに対抗して1939年に京都大学の桜田一郎によりポリビニルアルコール系合成繊維が発表された。

合成繊維に対する関心も高まったが、本格的な生産が行われるようになったのは第二次世界大戦後である。

戦後まず工業化された合成繊維はポリビニルアルコール系の「ビニロン」とナイロン6である。

ビニロンは1950年、倉敷レイヨンにより工業生産された。

またナイロン6を開発していた東洋レーヨンは1951年デュポン社と技術提携してナイロン6、6の、また東洋レーヨンと帝国人造絹糸はICI社との技術提携によりテリレンの国産化を試み、日本での商品名「テトロン」として市販し始めた。

アクリル繊維は古くは1942年に東京工業大学の神原周によって試作されたが、実用化は1956年に鐘淵化学工業が、アクリロニトリルと塩化ビニルの共重合繊維「カネカロン」を生産したことに始まる。

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